
電動キックボードで公道を走るとき、ナンバープレートって必要なの?

ナンバープレートの装備は必須です。

こんなお悩みを解決!
- 電動キックボードにナンバープレートって必要なの?
- 取得方法や費用がどれだけかかるかわからない・・・
- どうやって取得すればいいか、教えて!
2023年には特殊小型原付という新しい区分が設けられた電動キックボード。なんか色々と規制が緩和されているから、電動キックボードにナンバープレートなんか必要ないんじゃないの?だって16歳以上であれば、免許不要で乗れるんだし・・・
そんなことはありません。ナンバープレートを装備していない電動キックボードは公道を走行できません。もしもナンバープレートを装備しないで、公道を走行すると警察に捕まり、罰金となるでしょう。
なぜなら、道路運送車両法には「車両番号を記載した車両番号標を表示し、かつ、その車両番号を見やすいように表示しなければ、これを運行の用に供してはならない」と記されているからです。
「そんなルール知らなかったよ〜」ではすまされないのが法律です!破れば、「罰金50万円以下のペナルティー」の可能性がありますよ。
自動車を購入したときには、販売店の方が勝手にやってくれますが、電動キックボードの場合は自分で取得が必要になります。

どうやってナンバープレートを取得するかわからないよ〜

誰でも簡単に取得できますので、安心してください!
20km/h以下は不要⁉電動キックボードのナンバープレート取得方法・費用
ナンバー取得前に確認すべきこと

- 「保安部品」が付属している電動キックボードなのか
- 「自賠責保険」に加入はできているか
- 「原動機付自転車免許」を取得しているか
上記を満たしていなければ、電動キックボードを公道で走らせることはできません。
言い換えれば、ナンバーの取得をしても意味がありません。
【保安部品についてはこちらの記事で解説】
➡【法律遵守】公道走行時に無いと捕まる電動キックボード保安部品
【自賠責保険についてはこちらの記事で解説】
➡保険は必要?公道走行可能な電動キックボードの自賠責・任意保険
電動キックボードのナンバー取得方法
ナンバープレートを取得するための3ステップ
- 保安部品がついた電動キックボードを購入
- 必要書類を集める
- お住まいの市町村役場へ行く
どこに行けばナンバーの交付が受けられるの⁉
お住まいの市区町村役場(税務課)に行くだけで完結します!
自動車やバイクを購入したときは、「陸運局」に行くのが普通だと思われる方が多いでしょう。しかも、めんどくさそうな手続きを想像される方もいると思います。
しかし、電動キックボード(250cc以下の排気量の車体)は「陸運局」に行く必要がありません。
電動キックボードは、基本的に「定格出力0.6kw程度」の機種が多く販売されています。
「定格出力0.6kw=排気量50cc」になるので、ほとんどのモデルが250cc以下となります。250cc以下の車種には車検が不必要なので、車体を陸運局に見せる必要がなくなります。

車検費用もかからないので、維持費も浮いちゃいます。
125cc以下の排気量の車両は市役所にて権限が与えられており、書類上で完結できます。したがって、お住い近くの市町村役場でナンバープレートの交付が可能となります。
必要書類は?
準備するものは下記3点のみです!
- 販売証明書
- 軽自動車税申告書兼標識交付申請書(原動機付自転車・小型特殊自動車)
- 取扱説明書
- 印鑑(シャチハタ不可)
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポート)
1、販売証明書

販売証明書は基本的に購入したメーカーや代理店から発行されるので、安心して下さい。

上記写真は、実際に私が購入した時に付属していた販売証明書です。
公道走行を可能にするために保安部品を装備しているメーカーが販売しているモデルであれば、付属されていることが多いです。
2、軽自動車税申告書兼標識交付申請書

インターネットで簡単にダウンロードが可能です。事前に印刷をして、持参することをおすすめします。
記入項目は基本的には個人情報や車両情報の記載のみです。

インターネットのダウンロードの仕方が分からないよ〜

お住まいの市町村役場に確認すればOK。
お住まいの市町村役場にも置かれている可能性が高いです。もし分からない方は、事前に確認しておけば、スムーズに申請が進むと思います。

記入方法も現場の方が教えてくれますので、心配は不要じゃ!
3、取扱説明書

市町村役場によっては不必要なところもあります。取扱説明書があれば、どんな車種のナンバー取得をしようとしているのか分かりやすいため、手続きがスムーズになります。念の為に、取扱説明書も持参しましょう。
4・5、印鑑と本人確認書類

身分証明書は運転免許証や健康保険証などの自分の身分を証明できるものを持参。

印鑑は実印であればなんでもOKです。
必要費用は?
ナンバープレートを取得する際に1番気になるのが金額ですよね。「いくら費用がかかるのか」は誰もが疑問に思い、不安となります。
通常、自動車やバイクのナンバー取得は「販売店」や「代理店」が行うので、いくら費用がかかるか分からない方も多いと思います。
電動キックボードに関しては、自分で申請を行えば無料です。

ナンバープレートを取得する代行業者に頼むと、数千円かかるので注意が必要です。
なぜ代行手数料がかかるのか?
【自動車やバイクのナンバー取得の手間】
- お住まいのナンバーを発行している運輸支局に行く必要がある。
- 事前に警察に行き車庫証明書を取得しなければいけない。
- 住民票など煩雑な書類が多い
これが代行業者に頼んでしまう理由です。電動キックボードの場合は煩雑な作業や書類が必要ありません。むしろ代行業者に頼むのがもったいないです。自分で行うことをおすすめします。
ナンバープレートと標識交付書を受領

各市町村役場によって、どれくらい時間がかかるかは差があると思います。私の場合、10分程度で取得ができました。
完了したら、「ナンバープレート」と「標識交通書」が渡されます。「標識交付書」は、大切に保管しておいてください。「標識交付書」とは自動車やバイクで言うと、車検証の代わりとなる書類となります。

250cc以下の車両には車検が必要ないので、「標識交付書」が車検証代わりとなります。
警察に車検証を見せてと言われた際には標識交付書を見せれば大丈夫ですので、安心して下さい。
車両にナンバープレートを取り付けたら完了です。これで気兼ねなく安心して公道を走ることが可能です。
冒頭でも言いましたが・・・
公道を走るために必要な保安部品を装備していることが大前提となります。
現在は購入した時から保安部品が装備されているモデルが多くあるので、そちらを購入することを強くおすすめします。
下記にて公道走行が可能なおすすめの電動キックボードを解説しておりますので、ぜひご覧下さい。
【2023】電動キックボードおすすめランキング16選 特定小型原付・公道走行可能

免許不要で公道が走れる!特定小型原付電動キックボードおすすめ5選
